湿気対策

皆様いかがお過ごしでしょうか。
今年の巡回お施餓鬼供養もそろそろ折り返し、7月の初盆供養や寺施餓鬼がそこまで近づいてまいりました。

関東地方がつい先日梅雨入りしたとのこと。東北地方も引き続きの様子ですが、ここ東海地域が一か月も前に入ったことを思うと、隣近所なのにタイミングがこうもバラバラなのは不思議でなりませんね。

本日は束の間の晴天ですが、やはり湿度は高めです。皆様のお家にも襖や畳があろうかと思いますが、あまり放っておくとうっすらカビが発生しますね。
お寺は特に日頃の点検とメンテナンスが必須でして、例えば屋外の木製部材はカビが付くと一発で脆くなって砕けます。なのでできるだけ早めの発見と対処が必要です。
実際のところ当山では、昨年の長雨で被害を受けた場所があります。お気を付けください。

とは言え空梅雨も困りものですね…さて今年の梅雨明けはいつになることやら。

そろそろ始まります

今月6月は水無月とも申しますが、梅雨のジトジトに「水の無い…」とはどうにも不思議ですね。
ですが他には「水月」や「水張月」とも。いよいよこの時期から農作物に水を張る季節だぞ、という意味合いがあるようです。

さて例年毎祭、普伝院は入梅あたり(今年は6/11)から、ほぼ全てのお檀家様を対象に、施餓鬼供養にご自宅へ参上いたします。
期間は7月の第一週あたりまで。その後は7/15まで山門施餓鬼と初盆家施餓鬼供養がございます。
雨天の続く中、スケジュールがなかなか予定通りにならない行事ですが、一軒ずつゆっくりお参りしようと思います。
お檀家の皆様、今年もよろしくお願いいたします。

もう一か月もすれば、こんなお湿りも恋しくなる季節がやってきます。今日という一期一会を大事に生きていきましょう。