いよいよ師走


写真の通り、年末から年始にかけての予定を立てました。
当山の山門にてこのように、暫くの期間、案内掲示をさせていただきます。
各種SNSにも同じものを投稿しておりますので、ご確認をよろしくお願いいたします。
なお、大晦日はまた別のご案内を、年明けからはさらに別のご案内をここに掲示していく予定です。
年中行事に限らず、様々な意味で、大きなイベントは何かと開催の方法等に悩む時代になりましたが、今後の継続可否も鑑みながら、無理のない範囲でできることをやっていこうと思います。

12月に入って、随分と寒さが厳しくなりました。地域によっては風雪もかなり強く、既に一面の銀世界になっているところもあります。
つい1ヶ月半くらい前までは暑いくらいに日差しが照りつけていた日中でしたが、今はもうある程度着込まないと身体が冷えてしまうような外気温です。
仕事納めまでの追い込みに暮れの支度やお掃除、どちら様もやるべきことは沢山あると思いますが、時にはひと休みして手元足元を確認。
要らぬ怪我や病気を避けて、急がず焦らず過ごしてまいりましょう。

何不自由なく生きられる恵まれた毎日に、いつも報恩感謝を。合掌。

久しぶりの行事

先達ては近隣のお寺様を会場にして「曹洞宗梅花流詠賛歌・ご詠歌」の特派講習会が開かれました。じわじわと近づく台風に開催が危ぶまれましたが、どうにか予定通りに執り行うことができました。
https://www.instagram.com/p/Ctbt55GPgZN/?hl=ja
コロナ禍の4年間ほどは完全にお休みをしていた行事ですが、多少の自由が認められるようになったことで、本来はお昼跨ぎのスケジュールのところ午前中のみの行事という、半日講習に抑えるかたちで計画されました。

ここで少し曹洞宗のご詠歌について説明を…
曹洞宗の「梅花流詠賛歌」は、昭和27年に他宗派様のご詠歌唱法や作法を参考にしながら発足したご詠歌で、この分野では比較的新しい世代のものです。
一般の方々にもご興味を持っていただけるような馴染みやすい楽曲をたくさんとり揃え、全国に何万人という多数の講員様が所属する活動になっております。

ちなみに今年の担当特派講師は東京からお越しいただいたわけですが、副住職にとっては懐かしい和尚様でした。嘗てご詠歌の合宿勉強会に参加していたときの同期の方です。同じ釜の飯を食った仲間ですね。
奇遇なご縁をいただいた今回の講習会は、久しぶりの仕切りに少々まごついた点もありましたが、楽しく開催することができました。何よりでございます。

しかし全く梅雨らしい、蒸し暑い日が続いております。
断続的に発生する台風と大雨の予報に、毎日の予定立てが翻弄されますが、これも含めてこの時期の恒例行事のようなものだろうと、甘んじて受け入れるのみでしょう。
そんな天候不順をかいくぐりながら、お檀家様宅へのお施餓鬼供養巡回も予定通り着々と進行中です…合掌。